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刈り取り時期早まる 本年産米初検査 コシ2等米比率高く JAひすい 猛暑の影響反映

主力品種のコシヒカリをはじめ今年の糸魚川産米の検査が始まった(JAひすい・東川原検査場)
刈り取り時期が早いため、例年に比べて検査初日の集荷量は多め。最盛期に向けて倉庫も混み合ってくる

 糸魚川市のJAひすい(吉原勝廣代表理事組合長)は12日、早川地区の東川原検査場で令和5年産米の初検査を行った。

 今年は刈り取り時期が例年より2日から1週間ほど早く、検査初日の集荷は全体的に多めで、5品種合わせて1348袋(1袋30キロ)。コシヒカリ512袋、こがねもち290袋、こしいぶき160袋、ちほみのり140袋など。

 検査の結果、コシヒカリ、こしいぶき、ちほみのりのうるち米全体で1等米比率30・8%。主力品種のコシヒカリは2等米の比率が高くなった。同JA営農部は「今後中山間地で刈り取りが進み、品質の上昇を期待している」と話している。

 新米の発売日は16日。市内東寺町1のひすい食彩館で販売される。

 今年の検査は、同JA職員ら資格を持つ検査員16人体制で11月10日まで行う。東川原に続いて糸魚川地区の上刈、能生谷地区の平の各検査場で順次進める。初日朝、本格的な集荷、検査作業の始まりに当たって東川原検査場に職員や協力員、関係機関の代表者らが集まった。

 県内各地は今夏の猛暑や水不足を受けて厳しい検査結果が出ており、吉原組合長は管内の状況を懸念しつつ、「豊かな水、中山間地の多い当地。どれほどでもいい成績を残せれば」と良質米を願った。

 「(生産者が)1年間、一粒一粒愛情込めて作ったコメ。公正公平な検査を心がけていただき、消費者の元においしい状態で届けたい」と呼びかけ、検査の様子を見守った。

 検査員はサンプルで抽出したコメの粒の大きさや色つやなどを目視でチェック。機械を使って含有水分量を測定し、整粒歩合を判定して等級評価を付けた。

刈り取り時期が早いため、例年に比べて検査初日の集荷量は多め。最盛期に向けて倉庫も混み合ってくる