文字サイズ

薬剤師の現場で研修 医療的ケア児 在宅医療の実態間近に 新潟薬科大3年次生

新潟薬科大の学生2人(白衣着用)が医療的ケア児の在宅医療の現場を見学し実践

 新潟薬科大(新潟市)の3年次生たちが14、15の両日まで2週にわたり、県内の地域医療の現場を学んでいる。上越地域でも薬局3事業所に入り、研修している。

 新潟薬科大の3年次選択科目「地域医療の実践」。県内の地域医療の実際を見学、体験し、薬剤師業務の重要性や医師、看護師、ケアマネジャーらとの連携を知り理解するもの。事前学習した後、地域医療に携わる薬剤師の現場に入り、研修体験を通して今後の薬剤師のあるべき姿を学内で討議、発表する。

 このうち3年次の斎藤竣哉さんと高井優陽さんが7、8の両日、「げんき薬局」(上越市東雲町1)で研修した。8日午後は大潟区の医療的ケア児の在宅医療の現場に入った。服薬の確認や、胃から直接栄養を摂取する胃ろうや床ずれなどの実態を間近に見る貴重な機会となった。高井さんは「高齢者や認知症の方、医療的ケア児らと向き合い、薬を飲ませる大切さを学んだ」と話した。

 げんき薬局の押山貴光代表取締役は薬剤師の一番の仕事について「薬を飲んでもらうこと。薬を飲まないと病気は治らないし悪化してしまう」とし、患者の服薬状況や背景を把握し、正しく、必要な薬を飲ませる重要性などを説明した。