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今年もかかし製作 ケアホームあいびす 地域の見守り役に 保育園や田んぼあぜ道に設置

稲田保育園に2体のかかしが贈られた
下新町農事組合法人の協力で、同法人の田んぼ脇に設置されたかかし

 上越市とよばの小規模多機能型居宅介護施設「ケアホームあいびす」の利用者は、今年も園児やボランティアらと共にかかし作りに取り組んだ。

 「青空地域見守り隊」と名付けられたかかしは地元保育園や同市下新町の田んぼのあぜ道に設置され、地域の人の目を楽しませている。

 新型コロナ感染拡大で地域交流が難しい状況下に始められた取り組みで、今年で3年目。この時期の風物詩として定着しつつある。かかしは利用者や地元園児、ボランティアの小学生らが作業を分担して製作。今年は15体が完成した。

 このうちの2体が4日、稲田保育園に贈られた。同園の年園児は春に同施設を訪れ、かかしの顔を描いたり、服に色を塗ったりして利用者と親睦を深めていた。

 同日、施設利用者や職員は園児が見守る中、玄関脇の花壇にかかしを設置。園児の「かかしをありがとう」とのお礼に対し、「いつも見守っているよ」と応えた。江添三紗子ちゃん(5)は三つ編み姿のかかしを見て「かわいくてうれしい」とほほ笑んだ。

 あとの13体は、下新町農業組合法人が手がける同所の田んぼ脇、約600メートルにわたり設置。今月下旬には周辺に植えられたコスモスが見頃を迎え、背景の妙高山と相まって、心和む田園風景で道行く人を和ませる。

 あいびすの管理者は「地域の力を結集した見守り隊。癒やしの存在にもなっているようでうれしい」と話していた。

 かかしは10月中旬まで設置される予定。

下新町農事組合法人の協力で、同法人の田んぼ脇に設置されたかかし