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農業の大変さ実感 川崎市の中学生 稲刈りを体験 大島区で農村体験

刈り取った稲をわらを使って束ねる生徒

 日本女子大附属中(川崎市)の3年生42人は8月31日から2日までの3日間、大島区で農村体験を行っている。

 同校の3年生が例年この時期、5コースに分かれて行っている選択校外授業の一環。生徒は棚田での稲刈りや民家での生活を通じて農業の現状を知り、食や普段の生活を見つめ直すことを目的としている。

 農村体験は生徒に一番人気のあるコースで、今年は42人が参加。上越観光コンベンション協会が事務局の「越後田舎体験事業」が受け入れた。

 初日の31日は、10年以上前から同校生徒を受け入れている、同区藤尾の布施農場の棚田でもち米「こがねもち」の稲刈りを体験した。

 ほとんどの生徒は稲刈りが初めて。初めはぎこちなかった生徒たちだが、同農場の布施正栄さん、孝司さん親子らの手ほどきを受けて手際よく作業を進めた。まとめた稲は、はさに架けた。また脱穀後のわらは、わら細工の材料として生かされると知り、関心を寄せていた。

 山田彩瑛さんは「農業は屋外の作業ばかりで大変だと思った。普段は新米を食べる機会がないので、収穫されたコメをぜひ食べてみたい」と話していた。