文字サイズ

奥の細道市振の宿俳句会 芭蕉の足跡に思い 市振駅文化財指定を記念 20人参加、ゆかりの地で吟行

国登録有形文化財に指定された市振駅に集まる一行

 青海俳句会(八木進会長)は27日、糸魚川市の市振地区で第35回「奥の細道 市振の宿俳句会」を開いた。市内外から約20人が参加。2月に駅舎とランプ小屋が国登録有形文化財に指定された市振駅を出発し、俳聖・松尾芭蕉ゆかりの街道や史跡を巡った。

 芭蕉は「奥の細道」で市振に泊まり、「一つ家に遊女も寝たり萩と月」の句を残した。同俳句会は旧青海町時代から芭蕉滞在の時季に合わせて行われている。今年は市振駅舎と駅ランプ小屋の国登録有形文化財指定を記念し、「市振駅から行く…」と銘打った。

 当日は市振関所跡、芭蕉の宿・桔梗屋跡、芭蕉句碑がある長円寺周辺などを吟行した後、市振地区公民館で句会を行った。講師は俳誌『森』主宰の森野稔さん。一行は交流を深めながら歩みを進め、富山県から参加した糸魚川市出身の60代女性は「季節の変わり目を感じながら、皆さんと一緒に巡るのが楽しい」と笑顔で話した。

 入選・入賞句は後日掲載予定。