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上場までの苦闘などつづる サトウ産業・佐藤明郎社長 著書出版自身の半生赤裸々に

自身と会社の苦闘をつづった佐藤社長。悩みながら何度も何度も校正を行ったという

 2021年、東証東京プロマーケットに上場したサトウ産業(上越市上名柄)の佐藤明郎社長が28日、自身への社長交代から上場までをつづった書籍『社長交代 事業承継の光と闇』を幻冬舎(東京都)から出版した。上越市内をはじめ全国の大手書店、インターネット通販サイトで販売中。価格は1760円(税込み)。

 自身の半生をつづりながら、先代社長である父親との間に起きた考え方の溝、次々と起きる問題と解決策の模索を通して、同族間の事業承継の難しさ、苦境の打開、東証東京プロマーケットへの上場までを赤裸々につづっている。佐藤社長は「溝はあったが、自分をこの世に生み、育ててくれた父親に感謝している」と振り返った。

 佐藤社長は幻冬舎の編集担当から出版の話を持ちかけられ、何度かやりとりをしながら出版を決断。「本が読まれることで、サトウ産業への視線や取引が、より良い方向へ進めばいいと思っている」と話した。

 上越市内では蔦屋書店上越インター店(同市藤野新田)、高田西店(同市大貫4)ほかで販売する予定。インターネット通販では販売初日にノンフィクション部門でトップ10に入った。