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謙信公祭 出陣行列 猛暑で中止に 砲術披露 ごう音、迫力に歓声 4年ぶり大民踊流し

米沢藩古式砲術保存会の火縄銃が火を噴く(20日)
4年ぶりとなった謙信公祭の大民踊流し(19日)

 第98回謙信公祭が19、20の両日、上越市の春日山城跡などで行われた。20日は猛暑の影響で、出陣行列など一部のイベントが中止になった。

 謙信公祭協賛会は日中に行われるイベントについて、熱中症警戒アラートの暑さ指数(WBGT)が33以上で中止と定めており、20日は33以上が予測された。中止となったイベントは出陣行列と事前の参集行列、武将の出陣報告、戦勝祈願、一義会による義の塩献上など。前日の19日は献納米合戦の中学生以下参加を見合わせた。

 出陣行列参加者は20日夜に行われた川中島合戦の再現に出演した。新潟市から初参加した大学生の岡田章仁さん(21)は「個人的には(暑さは)大丈夫な気がするので中止は残念。その分を合戦で頑張り、来年こそは出陣行列をしたい」と話した。

 暑さのため、甲冑(かっちゅう)姿など歴史を感じさせる日中のイベントの多くが中止になる中、春日山神社(同市大豆)では山形県米沢市の米沢藩古式砲術保存会による砲術披露が行われた。重さ約15キロの火縄銃がごう音とともに発射され、観衆から「すごい」の声が上がった。

 19日夜は4年ぶりとなる大民踊流しが行われた。春日小付近の謙信公大通りに地元の町内会や団体、事業所などから約660人が浴衣や法被姿で集まり、「春日山節」など3曲を踊った。

 コロナ禍前より参加人数は減少したが、事前に2回行った合同練習は約150人が参加しており、久しぶりの民踊流しへの関心の高さをうかがわせた。

4年ぶりとなった謙信公祭の大民踊流し(19日)