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第98回謙信公祭 開幕ののろし いざ祭り 2年後の100回に向け機運

ほら貝の音が響き、春日山城跡で上がるのろし。右手には支城跡で上げられたのろしの煙が見える

 第98回謙信公祭は19日から2日間の日程で、上越市の春日山城跡などを会場に開幕した。郷土が誇る戦国武将・上杉謙信を顕彰する同祭は、初日ののろし上げで始まり、暑さのため一部行事に変更があったが、2年後の100回目に向けコロナ禍以降一通りの行事が復活した。2日目は出陣行列や川中島合戦の再現などが行われる。

 のろし上げは春日山城跡を中心に上越、妙高両市の全14支城跡で行われ、謙信公祭の開幕を告げるとともに戦国時代に情報を伝えたのろしの様子を再現した。

 春日山城跡ののろしは12日に地元中高生の協力で材料を運び上げて作られた。頭巾をかぶって上杉謙信に扮(ふん)した山田知治謙信公祭協賛会会長が「全国で時代祭りが盛り上がっている。第100回に向け全国的に話題になるよう準備をしている」とあいさつ。謙信流陣太鼓が鳴り響く中、同会のメンバーにより点火された。

 謙信公祭狼煙(のろし)上げ実行委員会の永見完治実行委員長は「風がないので、のろし上げに最高の日」と喜んだ。謙信公祭実行委員会の青柳伸一実行委員長は「第100回が近づく中で、イベントを一通りやれることは大きい」と話した。