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ヒマワリ100本見頃 利用者、園児が栽培に協力 地域活動支援センター

「青空工房」「いちょうの家」の利用者といずみ保育園の園児が協力して植えたヒマワリの花が夏空の下で咲きそろった(18日)

 糸魚川市能生の障害福祉施設「地域活動支援センター」で育てた100本のヒマワリが見頃を迎えている。

 上越市の上越つくしの里医療福祉協会による「つくしひまわりにっこりプロジェクト」に賛同して栽培。ヒマワリの花に障害者理解への深まりや自然環境を守ることなどに願いを込めた活動で、同センターの参加協力は今年で3年目になる。

 今年はセンター内「青空工房」「いちょうの家」の利用者と隣接するいずみ保育園の園児と合同で取り組んだ。種をまいて発芽させた苗を、7月5日に施設敷地内の花壇へ移植した。今月上旬から開花し始め、昨年より少し低めの成長となったものの花は大きく、彩りも鮮やか。18日までに全体が咲きそろい、利用者と園児が花壇に集まって観賞した。それぞれ自分で植えたヒマワリを見つけ、「大きくなった」と並んで背を比べたりして喜んだ。

 「青空工房」の小島治夫施設長は「地域の方にも見てもらい、ヒマワリから元気や癒やしをもらっていただければ」と話している。