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本番で殺陣披露 稽古重ね腕磨く 結成20年「越後軒猿衆」 19日開幕の謙信公祭で

稽古に励む殺陣チーム越後軒猿衆のメンバーたち。多くの演者が入り乱れ斬り合う乱戦シーンは特に見どころ

 第98回謙信公祭(謙信公祭協賛会主催)は19日に開幕し、上越市の春日山神社などで各種イベントが行われる。今年結成20年の節目を迎える殺陣チーム越後軒猿衆(えちごのきざるしゅう)は午後0時45分から、市役所春日野駐車場でパフォーマンスを繰り広げ、上杉謙信の「義の心」を表現する。

 越後軒猿衆は殺陣を通じた上越市の観光振興を目的に、平成15年に結成。殺陣そのものをパフォーマンスの中心に据えた団体は県内でも珍しい。市内外のさまざまなイベントなどに出演しているが、中でも謙信公祭は年間でメインの舞台と位置付けている。

 今回上演する「封豕長蛇(ほうしちょうだ)」はストーリー仕立ての殺陣パフォーマンス。上杉軍の忍びと武田勢の戦いを通じて、義の心が戦国乱世を支配する欲の心に立ち向かう。昨年が初演で、今年は殺陣のクオリティーをさらに高めた。

 迫力ある殺陣には演者たちのあうんの呼吸が不可欠。通常は週に2回のペースで稽古を行っているが、本番が近づくと毎日のように稽古を重ねている。

 代表の清十郎さんは「謙信公を発信するため、たくさんの方に来ていただき、謙信公祭を盛り上げたい。地元の皆さんにも、殺陣を通じて謙信公への思いを深めてほしい」と意気込む。

 19日は祭り開幕を告げるのろし上げや、市役所春日野駐車場での多数の地元団体によるパフォーマンス、4年ぶりとなる大民踊流しなどが行われる。

 18日夜は春日山神社および周辺で前夜祭が行われた。春日小、高士小児童によるちょうちん行列や越後上越上杉おもてなし武将隊による演武、打ち上げ花火で祭りの開幕前夜を祝った。