文字サイズ

〈終戦の日〉遺族ら参列し慰霊 高田仏教会、思い引き継ぎ継続

忠霊塔に向かい手を合わせる参列者

 終戦の日の15日、幾多の戦争で犠牲となった人たちの魂が遷座し、合祀(ごうし)されている上越市高田城址公園内忠霊塔の前で、戦没者追悼法要が営まれた。高田連合遺族会が昨年限りで高齢化などにより解散したため、高田仏教会(西脇真成会長)が引き継いで実施。戦没者の子ら遺族や関係者、市民有志ら約60人が集まり、鎮魂と恒久平和の祈りをささげた。

 高田仏教会の寺院の僧侶により読経が行われ、参列者一人一人が焼香し、手を合わせた。西脇会長(68、上越市鴨島1、願宗寺住職)は、追悼法要を高田連合遺族会から引き継いだこと、市社会福祉協議会より遺族会の思いを受けていることを紹介。「亡くなられた方の追悼はもちろんのこと、長きにわたり悲しみや苦しみを背負いながら生きてこられた方々の悲嘆に寄り添う」と法要の位置付けを説明。来年以降も継続する思いを表した。

 会場には旧高田連合遺族会のメンバーらも参列。離れた所から手を合わす人の姿も見られた。高田忠霊塔は1943(昭和18)年12月に落成され、5300余柱が合祀されている。