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見学、体験し林業に関心を 県農林公社 10日まで「森の仕事体験」

9日午後はくびき野森林組合リサイクルプラントで実技体験。重機を操縦して丸太を運ぶなど、組合員から教わりながら林業について学んだ

 高校生や大学生を対象に林業関連のさまざまな講習、見学、体験を行う「森の仕事体験in上越」が10日までの2日間、上越市内で行われている。公益社団法人県農林公社主催。

 担い手不足の林業に興味を持ってもらおうと、同公社は毎年、村上、上越両市で仕事体験を行っている。上越市では頸北林業研究会が主管し、今年で7回目。高田農業高と県農業大から20人が参加し、9日は中ノ俣地区森林での間伐見学や実技体験。10日はくわどり市民の森などでの里山資源を活用した取り組みについて学ぶ。

 9日午後は、上越市福橋のくびき野森林組合リサイクルプラントを訪問。参加者は重機を操縦して丸太をつかんで運び、チェーンソーで丸太を切った。高校の先輩や若い女性の職員から話を聞く姿も見られた。

 高田農業高森林資源科の2年生、高波沙弥さんは「入学してから林業に興味を持ったが、どの体験も初めてで刺激的だった。仕事内容は難しいけれど、森林資源の保護など、とても重要な仕事なのだと再確認できた」と話した。

 頸北林業研究会顧問の横田力さんによると、近年の林業は災害による倒木の伐採や公共工事の手伝い、手入れされずに荒廃する里山での作業と、仕事が増える一方で、常に人手不足に悩まされているという。「林業に全く触れたことがない人も、興味を持つきっかけになってほしい」と願った。

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