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高齢者の熱中症に注意 1人暮らし世帯訪問 糸魚川市

糸魚川市職員が単身高齢者の世帯を訪問して熱中症への注意を呼びかけた

 糸魚川市は今夏の連日の猛暑に対し、8日から市内の1人暮らしの高齢者宅を訪問し、熱中症への注意喚起を始めた。

 対象は介護保険による支援を受けていない80歳以上の単身世帯とし、約800世帯。市職員約40人体制で全10班を編成し、9日まで2日間かけ2人一組で対象世帯を回る。各訪問先では高齢者の体調を確認し、熱中症予防のチラシを渡して警戒を呼びかけ、エアコンの使用有無なども確認する。

 同市羽生の83歳男性は、職員から「体調は変わりないですか」「水分は取っていますか」と聞かれ、元気に受け答えをした。「エアコンもためらわずにつけている。暑いから外仕事は早朝や夕方にして、日中は外に出ないようにしている」と暑さ対策を話した。

 全国的に熱中症による救急搬送や死亡者が増えており、市内でも屋内外問わず高齢者らの熱中症事例が発生している。今回の訪問は、異常な暑さを懸念する市民や市議らの声を受け、猛暑を災害級と捉えての緊急的対応。今後も引き続き危険な暑さが予想され、市福祉事務所は「高齢者は暑さや水分不足への注意が必要。在宅でも十分気を付けてほしい」と話している。

 介護保険利用者は介護事業所などを通じて注意を呼びかけている。