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妙高山麓時代まつり『山城の陣』 4年ぶり戦国絵巻 婚礼や行列など再現 上杉景虎しのぶ 妙高市斐太地区

婚礼の神事「修祓式」
主役の景虎・華渓院を演じた武田佳亮さん、采美さん夫妻

 「妙高山麓時代まつり~みょうこう景虎物語『山城の陣』」が23日、妙高市斐太地区の斐太歴史の里広場・鮫ケ尾城跡などで開かれた。上杉謙信死後の家督争い「御館の乱」に敗れた悲劇の武将・上杉景虎をしのび、華渓院(かけいいん)との婚礼の様子が再現された。

 イベントは、斐太地区協議会が主催し、24回目。新型コロナウイルス感染症の影響があり、4年ぶりの復活となった。厳しい暑さの中、鮫ケ尾城跡から西条城跡、鳥坂城跡、猿橋城跡までの間をのろしリレーでつないだ。道の駅あらいでは行楽客らに甲冑(かっちゅう)行列などが披露された。

 主会場の斐太歴史の里広場には戦国茶屋を設置。開会式では景虎太鼓の勇壮な演奏に続き、景虎軍が入場。婚礼の神事「修祓(しゅうばつ)式」が厳かに執り行われた。引き続き「景虎を偲ぶ宴」が開かれ、斐太北保育園児の「よさこいソーラン」、「越後軒猿衆」の殺陣、「くろみつ」さんのミニコンサートと大抽選会などが地区住民をはじめ来場者を楽しませた。

 主役の景虎・華渓院を演じたのは昨年結婚し、同地区内に新居を構えた武田佳亮さん(27)、采美さん(29)夫妻。上越市出身の佳亮さんは「皆さんによくしていただきありがたい。緊張したが、かっこ良い武将をりりしく演じることができた」、同地区出身の采美さんは「好きな所で歴史あるイベントに参加できて、とてもうれしく思った。これからも妙高にいたい」などと、ほっとした様子で話した。

 同実行委員会委員長の早津之彦・協議会会長(66)は地域活性化計画を踏まえ、「このイベントも地域の宝の一つ。磨きをかけて発信し、活性化につなげたい」などと願った。

主役の景虎・華渓院を演じた武田佳亮さん、采美さん夫妻