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社会・くらし

水難事故から身を守ろう 頸城区で「水辺の安全教室」 身近なものを活用

身近なもので水に浮くかを参加者が体験。ペットボトルやクーラーボックス、ランドセルなど意外なものが使えることに驚いていた

 日本赤十字社県支部は16日、頸城区百間町の頸城B&G海洋センターで「水辺の安全教室」を開いた。親子約10人が参加し、プールに入り身近なもので水難事故から身を守る方法を実践した。

 水辺でのレジャーが本格化するこの時季、県内各地で実施している教室。コロナ禍で3年間中止されていた。同日は県赤十字奉仕団上越市分団の佐藤賢二さん、山田智広さんが講師を務めた。

 参加者は基本的な浮き方を教わると、溺れた時に使える身近なものを使用して浮いた。ペットボトルや買い物袋、クーラーボックス、ランドセルなど意外なものが使えることに参加者は驚き。濁って足元の段差が見えない危険性や、溺れた人の救助方法も体験した。

 参加した天立弘夢君(春日新田小2年)は「うまく浮くことができて驚いた。以前、プールで溺れたことがあったけれど、これなら安心」と話した。

 講師2人によると、昨年、全国の水難事故で死亡、行方不明になった中学生以下の子どもは9人。8割が水遊びなど着衣中での水難事故だったという。山田さんは「水に落ちたらまずは落ち着いて、大声を出せばそれだけ沈むので、浮いて助けを待って」と呼びかけた。