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手形で巨大魚「共生」表現 直江津小4年生 うみまちアートで展示 北さくら工房利用者と共同制作

小さな魚に見立てた手形を無数に押し、大きな魚のシルエットに。児童と施設利用者の共作で共生や協力を表現した

 上越市立直江津小(林克巳校長)の4年生27人は19日、「なおえつ うみまちアート2023」に展示する作品作りを行った。障害福祉サービス事業所の北さくら工房(同市西本町1)の利用者と合同で制作し、共生や協力の思いを込めた巨大な魚を描いた。

 4年生は本年度、総合学習で地域共生をテーマにしており、北さくら工房との交流を複数回にわたって行っている。今回の作品制作も交流の一環。同施設の利用者28人が来校、児童と利用者が一緒に作業した。

 同校はこれまでもうみまちアートに参加しているが、児童が大型作品を共作するのは今回初めて。共生や協力を表現するため、絵本『スイミー』をモチーフに、小さな魚が集まって大きな魚を形作る場面を描いた。

 縦3メートル、横4メートルの大きさにつないだ画用紙に、赤い手形で小さな魚を表現。大きさや形が一つ一つ異なることで、総合学習のテーマ「しあわせをつくる」ために、たくさんの個性が集まり協力している様子を描いた。

 約5メートルの巨大魚に続き、手形で岩や海藻などを描いて完成。玉虫創君(4年)は「工房の皆さんと力を合わせて、心を一つにできた感じでうれしい。見た人が幸せになってほしい」と話した。

 「なおえつ うみまちアート2023」は8月19日から9月10日まで。同校の作品は直江津屋台会館での展示を予定している。