「おやつ」の役割は カルビーが出張授業 適量や時間など学ぶ 新井北小3年生

大手菓子メーカー・カルビー株式会社(本社・東京都千代田区)主催の出張授業「スナックスクール」が13日、妙高市立新井北小(五十嵐悟校長、児童232人)で開かれた。3年生児童26人が参加し、「おやつの楽しい食べ方」などについて学んだ。
同社の食育支援を目的したプログラムは、子どもたちに興味・関心をもってもらおうと、希望の学校で実施。出張授業のほかオンライン授業、機材提供にも対応している。妙高市内では本年度、数校で実施予定。同校は2年目になる。
同日は、同社東日本事業部首都圏第三支店の森田孝枝・フードコミュニケーションチーム主任が講師を務め、体と心の栄養を補うおやつの役割、おやつを食べる適量、おやつの時間、賞味期限と消費期限の違いなどパッケージ表示の見方を学んだ。
児童は「ポテトチップス」を計量する作業などを通じて、目安は200キロカロリー、両手いっぱい分ぐらいの35グラムと確認。おやつの時間は食事の2時間前までと学んだ。試食の時間もあって笑みがこぼれた。
参加した女子児童の一人は「賞味期限は知っていたけど、消費期限は知らなかった。お菓子やおやつについて、いろいろなことが楽しく分かって良かった」と感想を話した。