文字サイズ

床下浸水など大雨被害 妙高市16件、上越市5件 上越地域

床下浸水被害に遭った住宅。まだ床などが湿っていて、住民の女性が水に漬かった高さを教えてくれた(14日午前11時15分ごろ、妙高市田町で)

 県内は梅雨前線の影響で雨が降り続き、13日夜に上越、妙高両市に土砂災害警戒情報、14日に糸魚川市に大雨洪水警報が発令された。被害も発生した。警報などは同日昼までに全て解除されたが、新潟地方気象台は15日にかけ土砂災害などに注意、警戒を呼びかけている。

 上越地域は、14日午後4時時点の降り始め(8日午前0時)からの雨量が、上越市板倉区筒方で184・5ミリ、糸魚川市糸魚川で152・5ミリなど。日最大1時間降水量が糸魚川で36・0ミリ(同日全国1位)、上越市高田で28・0ミリ(同5位)など、各地で短時間に激しい雨を観測した。

 上越市は13日午後10時、安塚、牧、板倉、清里各区の1435世帯3651人に高齢者等避難を発令、計7カ所に避難所を開設した。板倉区の旧宮嶋小には1世帯3人が一時避難した。同区では住家3件、非住家2件で床下浸水が発生。13区で道路や農林水産業などの被害42件が確認された。妙高市では住宅の床下浸水が16件(田町8件、五日市3件、上町2件、猪野山、関川町、諏訪町各1件)発生した。

 同市田町では14日午前11時ごろ、住民が水に漬かった家の掃除に追われていた。80代女性は前日夜、子どもの家に避難して朝戻ったが、車庫と玄関がぬれていた。「住んで65年になるが、水に漬かったのは数えるほど」と話した。近所に住む男性は13日午後7時ごろ、急に玄関付近に水が迫ったので家具などを上に移したが、1時間ほどで水は引いたという。「突然のことで驚いた」と戸惑っていた。

 新潟地方気象台によると、15日午後6時までに予想される24時間降水量は上越で60ミリ。