海を眺めながらのんびり過ごしたり会話を弾ませたりと、そんなリゾート気分に浸れるスポット「ＴＨＥ　ＢＥＡＣＨ　ＢＵＭ（ザ・ビーチ・バム）」が上越市五智６の海岸通り沿いにオープンした。

　オーナー兼経営者の左達浩士（さだち・こうじ）さん（４７）は妙高市出身。「夕日とイルカの群れが見られるのが魅力」と言うロケーションにほれ込み、この場所にカフェレストランを開くことにした。大手総合商社で勤務経験のある左達さんは、仕事やプライベートで数多く海外のリゾート地を訪れ、同店はそれらの要素を入れたいわばいいとこ取り。

　海に面したウッドデッキは、高台の斜面を利用し、上下の２段造り。客席から視界を遮ることなく、１８０度の海の景色が開ける。店の内外のしつらえは明るく開放的だ。海と潮騒が醸す非日常的な感覚に身を委ね、ゆったりと時間が過ぎていく。その思いがあえてスラングの店名に込められている。

　メニューは飲食とも多彩。コーヒー、フラッペ、タピオカボールジュース、フルーツジュース、アルコール（ノンアルコール）などやプレート、自家製パン、スイーツなど。順次バリエーションを広げる。コーヒーは左達さん自身がバリスタ資格を持ち、エスプレッソベースで提供する。

　営業時間は午前１１時から日没まで。水、木曜定休。所在地は上越市五智６丁目５―８０。問い合わせは電話０２５・５４６・７７９６。