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個人情報「提供しないで」 自衛官募集で申し入れ 上越市へ女性団体

中川市長に申し入れを行う新日本婦人の会上越支部の吉田支部長ら

 上越市の女性団体「新日本婦人の会上越支部」の吉田洋子支部長らが6日、市役所を訪れ、中川幹太市長に自衛隊が自衛官募集のため求める個人情報の提供を行わないよう、申し入れを行った。

 市は自衛隊からの求めに応じ、昨年まで自衛隊新潟地方協力本部に対し住民基本台帳を閲覧させ、募集適齢となる市民の氏名、住所、性別、生年月日の書き写しに応じてきた。今年から個人情報保護の観点から市の費用で住所と氏名が入った宛名シールを作成し、シールの複写などを自衛隊が保持しないことを確認した上で提供する方式に変え、6月19日に提供した。

 一方、情報の提供を希望しない人からの申請は市ホームページに書式などを公開したが、期間が短かった点などは問題となっていた。 

 笹川正智総務部長は、基本台帳の閲覧から宛名シールの提供に変えたことで、情報提供を希望しない人の保護をより強化でき、自衛隊が自衛官募集のため行う閲覧請求は法令上認められる、と説明した。

 吉田支部長は「市が情報提供していることに驚きを覚える。積極的に情報提供を続ける姿勢も残念」と話した。



 上越市は4日、自衛官募集事務に関する情報提供について、来年度18歳、22歳を迎える人向けの除外申請受け付け方法を示した。詳しくは市ホームページ内「市民課」 https://www.city.joetsu.niigata.jp/soshiki/shiminka/jieikann-boshu2.html で。