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重度心身障害児・医療的ケア児対象 多機能型デイサービス開始へ  キャリーグレース 賛同求め催し

フォーラムであいさつする「キャリーグレース」の吉田代表(左)

 妙高市の市民団体「キャリーグレース」(吉田美佳子代表)は来年4月、市内で重度心身障害児・医療的ケア児を対象にした多機能型デイサービスの事業開始を目指している。市民に事業内容を理解してもらい、賛同の輪を広げたいと、同市役所コラボホールで1日、「バリバラフォーラム~みんなで子育て やろうよ妙高!」を実施した。

 同団体は重度心身障害児・医療的ケア児の保護者4人で組織する。現在、NPO法人の認可を申請中。事業内容は児童発達支援の運営、放課後等デイサービスの運営、障害の有無にかかわらず地域住民が気軽に交流できる場の提供などを予定している。

 フォーラムは、上越市のNPO法人「ギフテッド」(寺尾明美理事長)との共催で企画した。市民ら約60人が参集し、発起人の太田紀己代市議、来賓の城戸陽二市長と八木清美県議らが出席。オープニングのフルート演奏に続き、寺尾理事長による基調講演、「胎内記憶」をテーマにしたドキュメンタリー映画『かみさまとのやくそく~あなたは親を選んで生まれてきた~』の上映が行われた。

 寺尾理事長は「子どもは神様からの贈り物。(子どもが親を)選んできたと思えてから、子育てが楽になった。ボランティアの気持ちになった」と自身の体験を話し、監修した胎内記憶の絵本を紹介。妙高市の「ママさん」たちの覚悟にエールを送った。

 吉田代表は大勢の来場に感謝し、「子育てで一生懸命のママさんを救いたい。一人では生きられない。みんなで助け合い、生き生きと生きていければ」などと願いを話した。