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高田署管内・主要地方道高田停車場線/糸魚川署管内・県道西中糸魚川線 関東信越国税局令和5年分税務署別最高路線価 28年と6年連続で下落

高田署管内の最高路線価の所在地「主要地方道高田停車場線」
糸魚川署管内の最高路線価の所在地「県道西中糸魚川線」

 関東信越国税局は3日付で、令和5年分の税務署別路線価を公表した。県内13税務署のうち、高田署管内の最高路線価は上越市仲町4「主要地方道高田停車場線」の5万9000円(県内5位)で前年から3・3%、28年連続の下落。糸魚川署管内は同市南寺町2「県道西中糸魚川線」(県内7位)で前年から2・0%、6年連続の下落となった。

 路線価は、宅地の価額がおおむね同一と認められる一連の宅地が面している路線ごとの1平方メートル当たりの標準価額。相続税や贈与税の算定基準となる。例年、1月1日を評価時点とし、1年間の地価変動などを考慮して地価公示価格等を基にした価格(時価)の80%をめどに評価している。路線価図などは国税庁ホームページ、各税務署のパソコンから閲覧できる。

 県内の最高路線価は、新潟署管内の新潟市中央区東大通1「新潟駅前通り」の45万円。前年の横ばいから2・3%の上昇に転じ、35年連続の県内1位となった。

 最高路線価の対前年変動率を署別にみると、新潟署が上昇し、巻、三条、新津、新発田、十日町、佐渡の6署が横ばい、長岡、高田、糸魚川、柏崎、小千谷、村上の6署は下落した。

糸魚川署管内の最高路線価の所在地「県道西中糸魚川線」
☆令和5年分路線価