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「SFTS」に注意 マダニ媒介ペット介し人感染も 県獣医師会呼びかけ

ペットへのSFTS対策を説明する平原前支部長

 県獣医師会は、マダニを媒介に感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)への注意を呼びかけている。ペットを介して人に感染したり、犬や猫の発症もあるという。同会の平原淳司前上越支部長(さいがた動物病院院長)に対策などを聞いた。

 SFTSの初期症状は発熱、筋肉痛、頭痛、嘔吐(おうと)や腹痛などの消化器症状。死亡例もあるという。当初は西日本で発生していたが徐々に東日本に拡大し、昨年には富山県で初めて、人と犬の感染が確認された。

 感染は人間が直接マダニにかまれるだけでなく、ペットに付着して家庭に持ち込まれることも多いという。対策としては屋外で肌の露出を少なくすることや、薄着の際は茂みに入らないことなどが挙げられる。

 ペットは屋外では茂みに入ることが避けがたいことが多いため、マダニなどの駆除薬が有効となる。首筋に垂らすタイプや食べるタイプのものがあり、動物病院で処方が受けられる。

 平原院長は「インターネットで知って問い合わせる人が増えている。人ごとではない。ペットのため、自分のためにも対策をしてほしい」と話した。