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直営から民間譲渡へ 公募型プロポーザル実施案示す 糸魚川市「権現荘」

 糸魚川市は、26日に開かれた市議会建設産業常任委員会で、現在、市が直営で運営する日帰り入浴施設「柵口温泉権現荘」の民間事業者等への譲渡に向けた公募型プロポーザルの実施案を示した。

 市能生事務所の説明によると、譲渡条件は日帰り入浴施設の運営を令和16年3月末まで(10年間)継続して行うこととし、宿泊事業を含め新たな用途での活用提案も可能とする。応募事業者、団体は市内外を問わない。

 建物(本館、西・東館など)と付帯設備、物品は現状の状態で全て譲渡。井戸管理施設(温泉送湯管など)は現状の状態で貸与。土地は原則譲渡とする。譲渡後の瑕疵(かし)(予期せぬ故障など)に市は一切の責任を負わず、貸与設備も新たな修繕は行わない。温泉施設の継続的な運営のために必要な経費として、市の財政支援を希望する場合は活用計画書を提出する。

 最短として示した今後のスケジュールは、30日~7月12日まで募集、同20日~31日まで企画提案書の提出期間。8月に選定委員会、結果公表、市議会9月定例会に関係議案を提出し、9~10月に契約締結、10月~来年3月の間で引き渡し予定。

 譲渡に当たって補助金返還と市債償還、本年度中に譲渡した際の日帰り温泉事業の運営を課題としている。

 権現荘は次期指定管理者の応募がなかったため、本年度から市直営で日帰り入浴のみで運営を継続。利用者からは食堂設置や宿泊事業再開の要望が寄せられている。