文字サイズ

お引き上げ開幕 4年ぶり完全復活、街に活気 柿崎区

今年は食べ歩きも可能に。子どもたちや親子連れらが楽しそうに露店を巡った(20日午後4時ごろ)

 300年以上続く柿崎区の伝統行事「お引き上げ」が20日から始まった。22日まで3日間。住吉町十字路を中心に76の露店が並び、4年ぶりに復活した最終日の大民謡流しをはじめ各種イベントが以前のような形で行われ、街ににぎわいが戻る。

 正しくは「報恩講お引き上げ」といい、浄土真宗の宗祖、親鸞聖人の命日に行われる法要のこと。命日は1月16日(陽暦)のため雪国では真冬に行うのは厳しく、参拝者が集まりやすい、田植え後の6月に引き上げられたのが名前の由来となっている。

 初日は夕方から、学校帰りの子どもたちや仕事を終えた大人が通りに繰り出し、飲食などを楽しむ姿が見られた。特設ステージではウルトラマントリガーショーやジャグリング、ストリートダンス、氷彫刻パフォーマンスなどが行われた。

 露店でチョコバナナを買って食べていた小学4年生女子は「学校から急いで帰って来た。お引き上げは楽しい」と笑顔を見せた。クレープの露天商(72、埼玉県越谷市)は「お引き上げに来るのは4年ぶり。それまでは20年ほど来ていた。なじみの人が覚えていてくれてうれしい」と話していた。

 21、22日も午後から夕方、夜にかけて各種イベントが予定されている。