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出水期の災害に備えて 避難行動確認・マイタイムライン市民に呼びかけ 上越市

大雨などによる災害が多発する時期を前に上越市が会見。ホームページなど、災害に関する情報を活用し事前に備えることを呼びかけた

 上越市は19日、出水期の水害や土砂災害に対する備えについて記者説明会を開いた。ホームページなどを通じて警戒レベルに応じた避難行動の確認や、マイタイムラインの作成などを勧めたほか、大雨時の市道アンダーパスの安全な通行の呼びかけ、県内初の「ゾーン30プラス」整備などについて報告した。

 上越市は過去の浸水事例や避難所などをまとめたハザードマップを作成し、令和3年度に市内全戸に配布。この資料や市ホームページの雨情報(トップ右)から、災害警報レベルに応じた避難行動の確認、災害発生時の行動を決めておくマイタイムラインの制作など、事前の備えを呼びかけた。

 また、大雨などで冠水の恐れがあるアンダーパスは、市道の遊光寺浜、荒浜、佐内、五智、春日山、大和の6カ所。春日山には冠水などをリアルタイムで知らせる表示板、それ以外の5カ所を含め壁に水深表示があり、大雨時には通行に注意、冠水発見時には市に通報を呼びかけた。県、国が管理する道路のアンダーパスは各機関のホームページの確認を勧めた。

◇ゾーン30プラス 県内初めて整備

 警察庁と国土交通省は、生活道路における人優先の安全安心な通常空間の整備を推進する「ゾーン30プラス」に取り組んでいる。6月時点で全国に122カ所、県内では上越市が初の設置となる。市と関係機関では昨年7月から協議を行い、町内会や近隣学校などで説明会を開き、準備を進めてきた。

 児童、生徒の通学路などで最高速度を時速30キロに定めた「ゾーン30」は市内に3カ所ある。このうち上越市本城町~西城町1、2地区(西堀沿い、一方通行)では、すでに設置されている狭柵を追加し、看板、路面標示、クランクを設置するなどして「ゾーン30プラス」の地区とし、7月から運用を開始する予定。

 このほか、上越市防犯の日(7月12日)、防犯週間(同月8~16日)に合わせ、小中学校の給食で防犯標語「いかのおすし」にちなんだメニューの提供、登下校の見守りや青色パトロール車によるパトロールなど、見守り活動の強化を行う。