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バドミントン 考えながらプレーを 藤本ホセマリさん 高校生を指導

高校生を指導する講師の藤本ホセマリさん(右)

 本年度の高校生バドミントン講習会が17日、上越市総合体育館で行われた。上越、妙高両市の高校から73人が参加した。県バドミントン協会上越支部と上越市バドミントン協会主催。

 講師は2017、19年のシニア世界大会の年代別覇者、藤本ホセマリさん(48)。プロバドミントントレーナーとして幅広い年代の指導に当たり、東京オリンピックに向けた全日本メンバーの指導も行った。

 上越に講師に来るのは5年連続で、中学時代から指導を受けている高校生も多い。午前、午後とネット前の動きやサイドのレシーブなど技術練習を展開した。藤本さんは「上達しているけど、もっと伸びてほしい。試合経験が少ないので、普段やらない強い人と対戦するとペースを保てず力を出せない。練習と試合の経験を両方伸ばすこと。試合中は相手を見て考えながらプレーをすることが大切」とアドバイスした。

 中学時代から教わっているという小林賢吾君(上越総合技術高2年)は練習中熱心に聞き、「レシーブの足の動かし方を確認した。今後に生かしていきたい」と収穫を挙げていた。